コーギーの「ごろ」は、4歳になる元気いっぱいの男の子。
普段のごろは、食欲旺盛、散歩は少々と、ぽっちゃり維持のため？毎日を楽しんでいます。
そんなごろですが、４歳になってすぐにてんかん発作を起こしました。
ブログに書くかずっと迷ってましたが、治療を開始したこともあり、これから長い付き合いになるので記録として残せたらと思いました。
◆ てんかんってどんな病気？
犬のてんかんは、脳の神経活動が一時的に乱れることで起こる病気で、
突然倒れたり、体が硬直したり、ガタガタ震えたり、意識がぼんやりすることがあります。
症状にはいろいろなタイプがありますがごろは以下の症状です：
- 全身が痙攣する
- 意識を失う
- よだれを垂らす、泡を吹く
- 排尿する（たまに肛門腺を出す）
- 意識が戻るとなぜかうんちをする
ごろは良く寝てるときに発作を起こします。
発作は数十秒～数分で治まることが多いですが、初めて見た時は本当に驚きました。
◆ 蒸し暑さと発作に関係はあるの？
発作が起きた時を考えると、ごろは 蒸し暑い日や雨で湿度が高い日に発作が起こりやすい 傾向があります。
一般的にも、
- 気温や湿度の変化
- 疲れ
- ストレス
- 睡眠不足
- 興奮や運動のしすぎ
などが発作を誘発することがあると言われています。
ごろの場合は、
湿気のある蒸し暑い日 → 呼吸が浅くなる → 体温調整が難しくなる → 発作が出やすい
という可能性があると感じています（ぽっちゃりだから？？）
◆ 発作が起きた時の対処法
発作が起きてから獣医師さんと相談し、注意事項やすべきことを教わりました。
- 安全確保:
- 発作中に犬に触れたり呼びかけたりしない（最初は大きな声で呼びかけたりしてました。。）
- 周囲にある危険なものをどかす（よくソファで寝てるときに発作を起こすのでソファから落ちないようにしました）
- 観察と記録:
- 発作の時間（開始と終了）を記録する（間隔も大事なので日にちも記録）
- 発作の様子を動画で記録する（動画を撮るよう言われましたが、そんな余裕もなく撮れませんでした。。）
◆ 日常で気をつけていること
蒸し暑さが関係してそうな感じだったので特に夏はエアコン & 除湿が必須。
雨の日も油断できません。でも発作が起きるときは起きるという感じでした。
ごろは発作が起きると続けて次の日も起こることが多く、頻度も高かったです。
ごろの検査
頻度も高かったのでMRI検査を実施しました。
全身麻酔も心配でしたが、脳へ異常があったら。。という心配が大きく検査をしました。
結果、脳への異常は認められず、てんかんと診断されました。
◆ 治療は？薬を飲み始めると一生？
抗てんかん薬については、
「発作の頻度や重さによって必要性が判断される」 と言われています。
多くの場合、一度飲み始めるとずっと続けることが多いですが、
副作用や効果を見ながら獣医さんと相談して調整するもの とのこと。
しばらく、様子を見ることとしました。蒸し暑さが関係してそうなので涼しくなったら治まってくれないかな。。という期待もありました。
◆ 治療開始
涼しくなっても発作は起きるときは起きる。
治療を始めるか、でも一生薬を飲むことへの抵抗感もあり、葛藤の日々でした（私たちの葛藤でごろの気持ちをもっと考えるべきだったか）。
しかし、初めて1日に２回発作が起きたこともあり、治療を開始することとしました。
ごろも発作が起きるのは嫌だよね、しんどいよね。ごめんね。
◆ ごろと一緒に、これからも楽しく暮らしていくために
こんな感じでごろはてんかん治療を開始しました。
薬の効果はまだもう少し続けてみないとわからないそうですが、今のところは副作用もなく、発作を起きてません。
薬もきちんと飲んで（食べて？）くれてます。
ごろは変わらず食欲旺盛で、笑顔で、元気です。
私たちは、ごろが安心して暮らせるように、できることを続けていきたいと思います。
てんかんがあっても、ごろはごろのまま。
これからも全力で守っていきたい存在です。🐾
✏️ 最後に
てんかんの治療を開始したり、悩んでいる方もいるかもしれません。少しでも参考になればと思います。
ただ、この記事はごろの体験と一般的な情報をまとめたもので、
治療や判断は必ず獣医師さんと相談してください。
ペットとの楽しい生活がいつまでも続くように。