近年、家庭用空気清浄機の中でも注目度が高い「エアドッグ」。花粉やPM2.5、ウイルス対策などに優れた性能を持ち、多くのご家庭や店舗で見かけます。フィルター掃除は取扱説明書にも記載があるように簡単に出来ますが、ファンにホコリや汚れがたまりご依頼がありました。
そこで今回、エアドッグの分解クリーニングを実施しました。その内容をブログ記事としてまとめてみます。
エアドッグの汚れは意外とすごい?
普段はフィルター掃除を定期的に行っていたそうですが、ファンにカビやホコリがついているのが見えてたようです。内部のパーツまで本格的に分解してみると、その汚れに驚かされました。
内部のファンには、カビやホコリや細かい汚れがびっしり。これらは通常の外側からの掃除だけでは落としきれず、分解しないと確認できない部分です。
2台分解したのですが、どちらも購入時期は同じで1台はかなりの汚れ、もう1台はそこまで汚れていませんでした。2台は設置場所に大きな違いがあり、かなり汚れていたの1台はキッチンが設置場所でした。キッチン等油をよく使う場所は汚れやすいです。これは空気清浄機に限らずエアコン等でも汚れやすさがかなり違います。ファン等内部の汚れが見えないかフィルター掃除のときにでもチェックしたほうが良いです。

分解クリーニングの流れ
今回の作業手順は以下の通りです。
- 本体の電源を切り、安全のためにコンセントを抜く
- 外装カバーを外し、プレフィルターを取り外す
→ この段階で既に大量のホコリが。掃除機と水洗いでしっかり清掃しました。 - イオン発生ユニットを分解し、専用洗剤で洗浄
→ 汚れが固着しており、ブラシで丁寧に落としました。 - 内部ファンや空気の通り道をエアダスターと拭き掃除でクリーニング
→ 見えない部分に細かいホコリが蓄積。ここを掃除することで風量が大きく改善しました。 - 乾燥を十分に行い、元通りに組み立てる
作業時間は約2時間ほど。分解に少し手間取りましたが、工程自体は難しくありませんでした。

分解クリーニングの効果
クリーニング後に稼働させてみると、違いは一目瞭然でした。
- 風量が明らかにアップ
- 稼働音が静かになった
- 空気の清浄スピードが早くなった気がする
また、ホコリやカビ臭のようなにおいも消え、部屋の空気が一段と爽やかになりました。日常的に使っていると性能の低下に気づきにくいですが、分解クリーニングをするとその効果を実感できます。
エアドッグを長持ちさせるために
エアドッグは高性能かつ高価な空気清浄機です。長く使うためには、定期的な分解クリーニングが欠かせません。特に、ペットを飼っているご家庭や、花粉・PM2.5が多い時期にフル稼働している家庭では、数年ごとに本格的な清掃をするのがおすすめです。
「買い替える前に、まずはメンテナンス」
そう考えることで、エアドッグ本来の性能を維持しつつ、長期的に快適な空気環境を保つことができます。
まとめ
今回は、エアドッグの分解クリーニングを行った体験をブログ記事として紹介しました。
普段は目に見えない汚れが内部にたまっており、清掃後は明らかな違いを実感できました。
これから寒くなる季節、空気清浄機もフル活用する時期です。冬本番を迎える前に、ぜひ一度分解クリーニングを試してみてはいかがでしょうか?
お預かりして清掃後、納品させていただきます。ご依頼・ご相談は下記まで。